中学生のスマホ事情

高校生と中学生の子を持つ親の視点で、子供のスマホについて考えています。

中学生の子供に教えておきたい大切なこと

いじめで自殺をしたニュースが流れるたびにいたたまれない気持ちになります。

また、学校や教育委員会の対応を新聞で読んでいると、自分たちの保身に走ってしまうこともあるようですね。

そうなると、万が一自分の子供がいじめられたときに、先生や学校に頼ることが出来ないのではないか、とさえ考えてしまいます。

この記事では、万が一のいじめに備えて子供に伝えていることを書いています。

 

友達から離れられない閉鎖空間が学校

学校は入学から卒業まで、似たような友人関係と1日中一緒に過ごさなければいけない空間です。

もし、友達と喧嘩をしたり、嫌がらせを受けたりしても、離れることができませんし、距離を置くことも難しいのです。

登校から下校まで常に同じ空間にいる。クラス替えが無ければ卒業まで同じ空間で過ごさないといけない。

そんな閉鎖された空間が学校であり、クラスなのです。

こんな状態に閉じ込められたら、人間関係に気を使いながら問題を起さないように気を使って過ごすしかありませんよね。

  • 誘われたら断れない。
  • 頼まれたら嫌とは言えない。
  • 友達と違うことをやって浮いてしまうのが嫌だ。

子供がそう考えてしまうのも、仕方がない気がします。

 

「逃げていい」と伝えている

いじめのニュースを見るたびに、子供には同じことを何回も伝えています。

それは、「いじめられたら逃げていい」ということ。

学校での友人関係やLINEでのやり取りは気になりますが、親が全てを把握するのは不可能です。

万が一問題が起こり、子供がいじめられるようになった時、必要なのは「耐える」ことよりも「逃げる」ことだと考えています。

先ほども書いたように学校は閉鎖された空間ですから、「行かないといけない」「逃げられない」と思い込んでしまうと「耐える」ことを選択するしかなくなります。

でも、学校ではいじめっ子と常に同じ空間にいるのに「耐える」のは難しいはず。

なので「逃げていい」と伝えているのです。

 

どこに逃げるのか

ここで問題になるのは「どこに逃げるのか」ということ。子供に「逃げていい」と伝えると「どこに?」と、当たり前の質問が返ってきます。

その時は「いじめる子のいない場所に連れて行ってやる」と伝えるようにしています。

つまり、いじめに耐えながら学校に通うくらいなら、他の学校に転校、もしくは家族で引っ越しをすると伝えているのです。

これが正しいかどうかは分かりませんが、親に言えば逃がしてもらえる、助けてもらえると思っていてほしいのでこう伝えています。

 

「いじめ」から逃げるのと「嫌なこと」から逃げるのは意味が違う

「 嫌なことから逃げると逃げ癖が付く」

「辛いことに立ち向かえなくなる」

という意見もあると思いますが、「いじめ」から逃げることと「嫌なこと」から逃げるのでは意味合いが全く違います。

いじめは、本人の意思に関係なく精神的苦痛や肉体的苦痛を他人から与えられることを言います。また、自分の意思だけでは解決するのが難しく、我慢するとエスカレートしていくことさえあるのです。

「嫌なことから逃げると立ち向かえなくなる」

というのは「自分との闘い」を指して言う言葉です。

「やらなければいけないこと」から逃げたくなる「自分の弱さ」に立ち向かいなさい。という意味のはずです。

いじめは「自分との闘い」ではありません。「自分の弱さを乗り越える」と言ったものでもありません。なぜなら、いじめには攻撃してくる「他人」がいるからです。そして、いじめは「多対一」になることが圧倒的に多いのです。

なので「逃げ道」を作ってあげる必要があります。多対一の間違いなく負ける戦いに「逃げるな!」と挑ませるのは子供を追い詰めるだけです。

 

必要なのは「逃げられる」という安心感

「逃げていい」と伝えるのには、賛否両論があると思いますが、少なくとも学校が閉鎖された空間だと言うのは納得してもらえるはずです。

その閉鎖された空間の中で万が一いじめられたら、必要なのは逃げ道です。

LINEいじめもそうですよね。LINEでいじめる友達に、明日学校に行ったら会わないといけない。これだけでも相当なストレスです。

嫌なことに耐える力も必要かもしれませんが、それ以上に「逃げ道がある」と言う安心感が必要じゃないかと考えています。